オーサーランクと被リンクについて

ネット上では、グーグルのマット・カッツ氏の以下の公開された動画を元に
被リンクからオーサーランクに移行するという噂が流れて大騒ぎになりました。

この動画は、日本語字幕を設定することができるが、
機械が訳したもので鵜呑みにしないようにしていただきたいですが、
グーグルのマット・カッツ氏の発言のニュアンスとしては、
被リンクからオーサーランクに移行するのではなく、
あくまでオーサーランクを重視していくので被リンクの重要度が下がるのであって、
決して被リンクを評価に全く使わなくなるわけではありません。

もっと言えば、海外SEO情報ブログをはじめ、
いろいろなサイトの情報をリサーチしてみると、
オーサーランクの概念として被リンクの要素も含まれているようです。

そこで、実際のところ、
オーサーランクはどのように決められていくのかがはっきりしないところもあるが、
オーサーランクと今後の被リンクの関係について、私なりの見解を書いていきます。

不明な点については、仮説として述べている部分もあるため、今後見解の変更が出てきますが、
だいだいこのように展開していくのではないかとイメージできる程度の情報ですので、
ご承知していただければと思います。

 


オーサーランクを決める要素としては、いろいろありますが、
重要視される要素としては、以下の3つが挙げられると思います。

(1)著名人、もしくは有名企業・団体が書いたかどうか
(著名人・有名企業・団体が書いた記事は優先的に検索順位が引き上げられる)

(2)著名人、もしくは有名企業・団体が運営しているサイトから被リンクを受けているかどうか
(著名人・有名企業・団体のサイトから被リンクを受ければ検索順位が上がる)

(3)評価の高いサイトから被リンクを受けているかどうか、
また個別記事もしっかりと高い評価を受けているかどうか。

(これらの条件を満たせば、検索順位が上がる)

 

(1)著名人、もしくは有名企業・団体が書いたかどうか

著名人や有名企業・団体として扱われるかどうかは、
ジャンルに分けて決定されると思いますが、
政治なら安倍総理や産経新聞が書いた記事、
野球ならイチロー、サッカーなら本田選手、鉄道なら鉄道ジャーナルなど、
ジャンルや業界でみんなが知っているような人・有識者・企業団体が記事を書けば、
高く評価されるようになります。

今後、グーグル検索エンジンの言語処理能力が向上することによって、
これを可能にしていくと見込まれています。

ただし、知名度のある著名人や専門家や有名企業・団体は限られていますし、
そもそも著名人や有名人や専門家や有名企業・団体が運営しているサイトは、
元々力のあるサイトであり、検索エンジンにて上位表示されていますので、
(1)の要素による検索結果に与える影響は限定的だと考えられます。

 

(2)著名人、もしくは有名企業・団体が運営しているサイトから被リンクを受けているかどうか

政治なら安倍総理や産経新聞、
野球ならイチロー、サッカーなら本田選手、鉄道なら鉄道ジャーナルなど、
ジャンルや業界でみんなが知っているような人・有識者・企業団体が
運営しているサイトから被リンクを受ければ、
そのサイト・著作者は専門性・信頼性・権威性が高いとして評価されます。

まあ普通に考えれば、有名どころや専門家や有識者から被リンクを受けた記事は、
やはり取り上げるべき情報ということになります。

将来的にはグーグル検索エンジンのアルゴリズムに組み込まれるようになります。

ただ、著名人や専門家や有名企業・団体から被リンクを受けることは限られていますし、
そもそも著名人や専門家や有名企業・団体は朝日新聞などの反日勢力等もあるため、
著名人や専門家や専門家の評価が正しいとも限らず、
これだけではオーサーランクは評価し切れません。

 

(3)評価の高いサイトから被リンクを受けているかどうか、
また個別記事もしっかりと高い評価を受けているかどうか。

結局、(1)・(2)の要素だけでは、オーサーランクは評価し切れないため、
グーグル検索エンジンからの評価を活用していきます。

評価の高いサイトは、
信頼性があるとしてオーサーランクが高くなります。

評価の高い力のあるサイトから被リンクを受ければ検索順位が上がりますし、
また個別記事にもしっかりと被リンクを受けていると
評価されて検索順位が上がるようになります。

 

このように、
オーサーランクを決める要素をみてみると、
特に(2)・(3)のように被リンクも含まれています。

したがって、
オーサーランクを重視することになっても、
被リンクが終わることはなく、被リンクの評価という観点からみれば、
せいぜい従来に比べて被リンクの質が重要視されるようになるという
評価方法が修正される程度として考えるのが自然だと思います。

そして、もちろんオーサーランクに加えて
従来の被リンクの評価方法も活用していくことになります。

このことをふまえれば、噂に惑わされることなく、質の良い記事を書いて、
読者様に有益なサイトにして、コンテンツを評価してもらい、被リンクを増やしていくという
今まで通りのスタンスで取り組んでいただければと思います。

 


ちなみに、グーグルプラスをオーサーランクとして活用していくという噂はあるが、
現段階ではグーグルプラスを
順位の決定に活用していないとグーグルは言い切っています。

もちろん、グーグルプラスがFacebookやTwitterを抜くようなSNSになれば、
話が別だと思いますが、今のグーグルプラスの普及状況から考えますと、
利用者が少ないため、実態に合った評価は難しいです。

よって、当面はグーグルプラスのことは考えなくてよいでしょう。

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