グーグル検索エンジンパンダアップデートver.4実施

グーグル検索エンジンパンダアップデートver.4が5月20日に実施されました。
そのため、5月下旬は検索順位が大きく変動しました。

パンダアップデートの定義については、以下の記事をご覧になっていただければと思いますが、
コンテンツの質が低いサイトの検索順位を下げていくようにしています。

⇒ パンダアップデートについて
 


今回のパンダアップデートver.4は、中小規模サイトでも上位表示ができるように
従来のパンダアップデートを緩めたアルゴリズムの変更になります。

そのため、中小規模のサイトについては、検索順位が上昇傾向であります。
おそらく、多少下火になっていたサイトアフィリエイトにとっては朗報かと思います。

一方、大規模サイトやパワーブログについて、全体的な傾向としては、
現状維持、もしくは少し検索順位の低下が見られます。

もし、
大規模サイトやパワーブログを運営しているのに、
やや検索順位が低下したのであれば、パンダアップデートver.4が要因で、
中小規模サイトの検索順位が上昇した分だけ検索順位が低下したと考えられます。

ジャンルやキーワードによっては、
パンダアップデート導入前に近い検索順位になったとも言われています。

以下は海外SEO情報ブログから引用したものになりますが、
『サイト改善していないのに、
パンダアップデートver.4でとても良くなったサイトがいくつかあります。』
といった納得のいかないコメントも見受けられます。


 


したがって、大規模サイトやパワーブログを運営されていて、少し検索順位が下がった方は、
納得いかない部分もあると思いますが、
パンダアップデートver.4による中小規模サイトの上昇分だけの下落になりますので、
仕方がありません。

今後は、心がけていることだとは思いますが、
たくさん記事を作るというよりは、一つ一つの記事の質を高めるようにしてください。
もちろん、良質の記事でしたら、たくさんあってもOKです。
 

一方、今回のアップデートで中小規模のサイトなのに全然検索順位が上がってこない人は、
本当にコンテンツの質が低いとみなされてるので、
地道に質の良いコンテンツを作って改善していくしかありません。

特にグーグルは2014年2月~3月に低品質コンテンツのサイトの取締を行ない、
相次いで手動ペナルティを課していきましたが、
ここでペナルティを受けた方は、当然復活するのは厳しいでしょう。

いくら中小規模のサイトでも検索エンジンで上位表示されやすくなったとはいえ、
コンテンツの質が悪ければ上位表示されませんので、
肝に銘じて実践するようにしてください。

ちなみに、今思えば
低品質コンテンツのサイトの取締の強化は、
パンダアップデートver.4のアルゴリズムの変更により
中小規模サイトでも評価されやすくなったため、
内容の薄いサイトの上位表示を未然に防ごうということで行なわれたのかもしれませんね。

今後もグーグルは手動ペナルティの取締を強化してくると思いますので、
質の良いサイトの作成に心がけていきましょう。

 

今回のアルゴリズムの更新は、パンダアップデートver.4のほかに
ペイデイローン2.0も実施されました。

ペイデイローンとは、
スパムが多いジャンルにターゲットを絞って
問題サイトを取り締まるアルゴリズムになります。

よって、普通のサイトを運営していれば、さほど関係のない話ですので、
今回の検索順位の変動は、主にパンダアップデートver.4によるものと
考えていただければと思います。

ちなみに今回のアルゴリズムの変更で、
ネット上では、被リンクからオーサーランクに移行したとか騒がれていますが、
グーグルは全くそれを否定しています。

⇒ オーサーランクと被リンクについてはこちらをご覧になってください。
 

まあ、いろいろな噂が流れていますが、
今まで通りのSEO対策を行なっていきましょう。

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